整体(せいたい)やマッサージを受ける(うける)際(さい)は慎重(しんちょう)に!

法的(ほうてき)な資格(しかく)制度(せいど)がない施術(しじゅつ)による生命(せいめい)身体(しんたい)への危害(きがい)情報(じょうほう)が1,483件(けん)!

消費(しょうひ)者(しゃ)庁(ちょう)によると、「整体(せいたい)」「カイロプラクティック」「リラクゼーションマッサージ」などの法的(ほうてき)な資格(しかく)制度(せいど)がない医業(いぎょう)類似(るいじ)行為(こうい)による施術(しじゅつ)で、神経(しんけい)・脊髄(せきずい)の損傷(そんしょう)などの事故(じこ)情報(じょうほう)が平成(へいせい)21年(ねん)9月(くがつ)から平成(へいせい)29年(ねん)3月(さんがつ)までの8年(ねん)半(はん)の間(ま)に1,483件(けん)寄せ(よせ)られているそうです。

事故(じこ)事例(じれい)

事例(じれい)1:腰痛(ようつう)のため、ネットで評判(ひょうばん)の高かっ(たかかっ)た「カイロプラクティック」の施術(しじゅつ)を受け(うけ)た。首(くび)をねじられてとても痛かっ(いたかっ)たので申し出(もうしで)たが、痛い(いたい)方(ほう)は効き目(ききめ)があると言わ(いわ)れやめてくれなかった。翌日(よくじつ)から首(くび)がとても痛く(いたく)なり、整形(せいけい)外科(げか)で頸椎がねじれて損傷(そんしょう)していると言わ(いわ)れた。痛み(いたみ)が5か月(かげつ)以上(いじょう)続い(つづい)ている。

事例(じれい)2:普段(ふだん)から通っ(かよっ)ている「リラクゼーションサロン」で、いつもの倍(ばい)以上(いじょう)のハンドマッサージを受け(うけ)た。数(すう)時間(じかん)後(ご)に両(りょう)腕(うで)が赤く(あかく)腫れ(はれ)痛み(いたみ)が出(で)始め(はじめ)た。医師(いし)に内(うち)出血(しゅっけつ)で全治(ぜんち)3週間(しゅうかん)と言わ(いわ)れた。

施術(しじゅつ)を受ける(うける)際(さい)は以下(いか)の点(てん)に注意(ちゅうい)しましょう

1.疾病(しっぺい)がある方(ほう)は施術(しじゅつ)を受ける(うける)前(まえ)に医師(いし)に相談(そうだん)を

疾病(しっぺい)(心(こころ)疾患(しっかん)、けい椎(けいつい)脊索(せきさく)狭さく(きょうさく)症(しょう)、骨(ほね)粗しょう(そしょう)症(しょう)など)がある方(ほう)は症状(しょうじょう)によっては、施術(しじゅつ)で症状(しょうじょう)が悪化(あっか)する場合(ばあい)もあります。受ける(うける)前(まえ)に医師(いし)に相談(そうだん)しましょう。

2.情報(じょうほう)を見極め(みきわめ)て施術(しじゅつ)や施術(しじゅつ)者(しゃ)を慎重(しんちょう)に選び(えらび)ましょう

施術(しじゅつ)には有(ゆう)資格(しかく)のあん摩(あんま)マッサージ指圧(しあつ)や柔道(じゅうどう)整復(せいふく)もあり、あん摩(あんま)マッサージ指圧(しあつ)の国家(こっか)資格(しかく)を持っ(もっ)ている人(ひと)は、資格(しかく)証(しょう)などで確認(かくにん)できます。法的(ほうてき)な資格(しかく)制度(せいど)がないものを含む(ふくむ)統合(とうごう)医療(いりょう)は多種(たしゅ)多様(たよう)なため、施術(しじゅつ)を受ける(うける)前(まえ)に情報(じょうほう)をよく見(み)て判断(はんだん)しましょう。

3.施術(しじゅつ)を受ける(うける)際(さい)は自分(じぶん)の体調(たいちょう)や希望(きぼう)をしっかり選び(えらび)ましょう

今(いま)までの病(やまい)例(れい)や現在(げんざい)の体調(たいちょう)についてや、どのような施術(しじゅつ)を受け(うけ)たいのかなどをしっかりと伝え(つたえ)ましょう。施術(しじゅつ)中(ちゅう)も痛み(いたみ)や違和感(いわかん)などを感じ(かんじ)た場合(ばあい)はすぐに施術(しじゅつ)者(しゃ)に伝え(つたえ)、不安(ふあん)なことがあればその場(ば)で確認(かくにん)しましょう。

4.施術(しじゅつ)後(ご)異常(いじょう)を感じ(かんじ)た場合(ばあい)、すぐに施術(しじゅつ)を受け(うけ)た施設(しせつ)等(とう)に伝え(つたえ)、医師(いし)に相談(そうだん)しましょう

「好転(こうてん)反応(はんのう)」などと言わ(いわ)れそのままにしたり、継続(けいぞく)して施術(しじゅつ)を受け(うけ)たりすると、症状(しょうじょう)は悪化(あっか)する場合(ばあい)があります。施術(しじゅつ)を一旦(いったん)中止(ちゅうし)し医師(いし)に相談(そうだん)しましょう。

5.トラブルの解決(かいけつ)が困難(こんなん)な場合(ばあい)は、消費(しょうひ)生活(せいかつ)センターにご相談(そうだん)ください

荒尾(あらお)市(し)消費(しょうひ)生活(せいかつ)センター(荒尾(あらお)市役所(しやくしょ)1階(かい)　総合(そうごう)案内(あんない)前(まえ))

電話(でんわ)番号(ばんごう):0968-63-1173

受付(うけつけ)日時(にちじ):月曜日(げつようび)、火曜日(かようび)、水曜日(すいようび)、金曜日(きんようび)(木曜日(もくようび)、土日(どにち)祝日(しゅくじつ)を除く(のぞく))　午前(ごぜん)10時(じ)から午後(ごご)4時(じ)