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荒尾( あらお ) 市役所( しやくしょ )
〒864-8686 熊本( くまもと ) 県( けん ) 荒尾( あらお ) 市( し ) 宮内( くない ) 出目( でめ ) 390番地( ばんち )
開庁時間( かいちょうじかん )
月曜日( げつようび ) から金曜日( きんようび ) 午前( ごぜん ) 8時( じ ) 30分( ふん ) から午後( ごご ) 5時( じ ) 15分( ふん )
(ただし、祝( しゅく ) ・休日( きゅうじつ ) 、年末年始( ねんまつねんし ) (12月( じゅうにがつ ) 29日( にち ) から1月( いちがつ ) 3日( にち ) )を除く( のぞく ) )
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荒尾( あらお ) 市( し ) 教育( きょういく ) 委員( いいん ) 会( かい ) における学校( がっこう ) の働き( はたらき ) 方( かた ) 改革( かいかく ) のための取組( とりくみ ) 状況( じょうきょう ) について
公開( こうかい ) 日( び ) :2024年( ねん ) 9月( くがつ ) 24日( にち )
1 荒尾( あらお ) 市内( しない ) 小中学校( しょうちゅうがっこう ) の教員( きょういん ) の勤務( きんむ ) 時間( じかん ) の実態( じったい )
表( ひょう ) 1 年間( ねんかん ) の一( いち ) 人( にん ) あたりの時間( じかん ) 外( がい ) 勤務( きんむ ) の状況( じょうきょう ) (時間( じかん ) )
荒尾( あらお ) 市( し ) 教職員( きょうしょくいん )
国( くに ) の基準( きじゅん ) 360時間( じかん ) との差( さ )
令和( れいわ ) 4年度( ねんど )
令和( れいわ ) 5年度( ねんど )
令和( れいわ ) 4年度( ねんど )
令和( れいわ ) 5年度( ねんど )
小学校( しょうがっこう )
404‘54
378‘17
44‘54
18‘17
中学校( ちゅうがっこう )
516‘31
479‘15
156‘31
119‘15
市( し ) 全体( ぜんたい )
444‘08
410‘15
84‘08
50‘15
表( ひょう ) 2 時間( じかん ) 外( がい ) 勤務( きんむ ) 基準( きじゅん ) を超える( こえる ) 職員( しょくいん ) の割合( わりあい ) (%)
月( つき ) 45時間( じかん ) 以上( いじょう )
月( つき ) 80時間( じかん ) 以上( いじょう )
令和( れいわ ) 4年度( ねんど )
令和( れいわ ) 5年度( ねんど )
令和( れいわ ) 4年度( ねんど )
令和( れいわ ) 5年度( ねんど )
小学校( しょうがっこう )
28.1%
27.1%
1.7%
1.3%
中学校( ちゅうがっこう )
44.0%
39.1%
8.8%
4.7%
市( し ) 全体( ぜんたい )
33.3%
31.0%
4.0%
2.4%
年間( ねんかん ) の一( いち ) 人( にん ) あたりの時間( じかん ) 外( がい ) 勤務( きんむ ) の状況( じょうきょう ) は、国( くに ) の基準( きじゅん ) を超え( こえ ) ており、特に( とくに ) 中学校( ちゅうがっこう ) は大きく( おおきく ) 超え( こえ ) ている。
全体( ぜんたい ) の約( やく ) 3割( わり ) の職員( しょくいん ) が月( つき ) 45時間( じかん ) を超え( こえ ) 、月( つき ) 80時間( じかん ) を超える( こえる ) 職員( しょくいん ) は、小学校( しょうがっこう ) においては微減( びげん ) し、中学校( ちゅうがっこう ) においては若干( じゃっかん ) 減少( げんしょう ) している。
月( つき ) ごとの勤務( きんむ ) 時間( じかん ) を比べる( くらべる ) と、4月( しがつ ) から6月( ろくがつ ) と9月( くがつ ) から11月( じゅういちがつ ) に超過( ちょうか ) の傾向( けいこう ) が見( み ) られる。
教頭( きょうとう ) や一部( いちぶ ) の教諭( きょうゆ ) 等( とう ) に超過( ちょうか ) 勤務( きんむ ) の固定( こてい ) 化( か ) の傾向( けいこう ) が見( み ) られる。
時間( じかん ) 外( がい ) 勤務( きんむ ) の主( おも ) な理由( りゆう ) は、小中学校( しょうちゅうがっこう ) ともに教材( きょうざい ) 研究( けんきゅう ) 及び( および ) 諸( しょ ) 調査( ちょうさ ) 等( とう ) の事務( じむ ) 処理( しょり ) が挙げ( あげ ) られる。また、中学校( ちゅうがっこう ) では部( ぶ ) 活動( かつどう ) 及び( および ) 校( こう ) 務( つとむ ) 分掌( ぶんしょう ) も主( おも ) な理由( りゆう ) となっている。
以上( いじょう ) の実態( じったい ) を踏まえ( ふまえ ) 、本市( もといち ) 教員( きょういん ) の健康( けんこう ) の保持( ほじ ) と教育( きょういく ) の質( しつ ) の維持( いじ ) ・向上( こうじょう ) を図る( はかる ) ためには、学校( がっこう ) の働き( はたらき ) 方( かた ) 改革( かいかく ) が引き続き( ひきつづき ) 喫緊( きっきん ) の課題( かだい ) であると捉える( とらえる ) 。
そこで、荒尾( あらお ) 市( し ) 教育( きょういく ) 委員( いいん ) 会( かい ) は「荒尾( あらお ) 市立( しりつ ) 小中学校( しょうちゅうがっこう ) の教員( きょういん ) の勤務( きんむ ) 時間( じかん ) の上限( じょうげん ) に関する( にかんする ) 方針( ほうしん ) 」を策定( さくてい ) し、実効( じっこう ) 性( せい ) のある取組( とりくみ ) を進める( すすめる ) ために、学校( がっこう ) 現場( げんば ) の声( こえ ) を聞き( きき ) ながら、できるところから確実( かくじつ ) に実施( じっし ) していく。
2 荒尾( あらお ) 市立( しりつ ) 小中学校( しょうちゅうがっこう ) の教員( きょういん ) の勤務( きんむ ) 時間( じかん ) の上限( じょうげん ) に関する( にかんする ) 方針( ほうしん )
1 学校( がっこう ) における働き( はたらき ) 方( かた ) 改革( かいかく ) が目指す( めざす ) もの
教員( きょういん ) の業務( ぎょうむ ) 負担( ふたん ) の軽減( けいげん ) を図り( はかり ) 、限ら( かぎら ) れた時間( じかん ) の中( なか ) で、教員( きょういん ) の専門( せんもん ) 性( せい ) を生かし( いかし ) つつ、授業( じゅぎょう ) 改善( かいぜん ) のための時間( じかん ) や子ども( こども ) たちに接する( せっする ) 時間( じかん ) を十分( じゅうぶん ) 確保( かくほ ) し、教員( きょういん ) がこれまでの学校( がっこう ) 教育( きょういく ) の蓄積( ちくせき ) と向かい合っ( むかいあっ ) て、自ら( みずから ) の授業( じゅぎょう ) を磨く( みがく ) とともに日々( ひび ) の生活( せいかつ ) の質( しつ ) や教職( きょうしょく ) 人生( じんせい ) を豊か( ゆたか ) にすることで、自ら( みずから ) の人間( にんげん ) 性( せい ) や創造( そうぞう ) 性( せい ) を高め( たかめ ) 、子ども( こども ) たちに対して( にたいして ) 効果( こうか ) 的( てき ) な教育( きょういく ) 活動( かつどう ) を持続( じぞく ) 的( てき ) に行う( おこなう ) ことができるようにする。
2 勤務( きんむ ) 時間( じかん ) の上限( じょうげん ) に関する( にかんする ) 指針( ししん ) 策定( さくてい ) の目的( もくてき )
業務( ぎょうむ ) の総量( そうりょう ) を削減( さくげん ) し、教員( きょういん ) が疲労( ひろう ) や心理( しんり ) 的( てき ) 負担( ふたん ) を過度( かど ) に蓄積( ちくせき ) して、心身( しんしん ) の健康( けんこう ) を損なう( そこなう ) ことがないようにする。
教員( きょういん ) が自ら( みずから ) の専門( せんもん ) 性( せい ) を高め( たかめ ) 、教育( きょういく ) 活動( かつどう ) を充実( じゅうじつ ) させることにより、これまでの教育( きょういく ) の質( しつ ) を維持( いじ ) ・向上( こうじょう ) させる。
3 上限( じょうげん ) の目安( めやす ) 時間( じかん )
勤務( きんむ ) を要する( ようする ) 日( ひ ) の在校( ざいこう ) 時間( じかん ) について、条例( じょうれい ) 等( とう ) で定め( さだめ ) られた1日( にち ) の勤務( きんむ ) 時間( じかん ) (7時間( じかん ) 45分( ふん ) )を超え( こえ ) た時間( じかん ) (以下( いか ) 「超過( ちょうか ) 勤務( きんむ ) 時間( じかん ) 」という。)の1か月( かげつ ) の合計( ごうけい ) が、45時間( じかん ) を超え( こえ ) ないようにすること。
勤務( きんむ ) を要する( ようする ) 日( ひ ) の在校( ざいこう ) 時間( じかん ) について、超過( ちょうか ) 勤務( きんむ ) 時間( じかん ) の1年間( ねんかん ) の合計( ごうけい ) が360時間( じかん ) を超え( こえ ) ないようにすること。
4 特例( とくれい ) 的( てき ) な扱い( あつかい )
上記( じょうき ) 3を原則( げんそく ) としつつ、子ども( こども ) たちに係る( かかる ) 臨時( りんじ ) 的( てき ) な特別( とくべつ ) の事情( じじょう ) により勤務( きんむ ) せざるを得( え ) ない場合( ばあい ) についても、勤務( きんむ ) を要する( ようする ) 日( ひ ) の在校( ざいこう ) 時間( じかん ) のうち、超過( ちょうか ) 勤務( きんむ ) 時間( じかん ) の1年間( ねんかん ) の合計( ごうけい ) が720時間( じかん ) を超え( こえ ) ないようにすること。この場合( ばあい ) においては、勤務( きんむ ) を要する( ようする ) 日( ひ ) の在校( ざいこう ) 時間( じかん ) について、超過( ちょうか ) 勤務( きんむ ) 時間( じかん ) の1か月( かげつ ) の合計( ごうけい ) が45時間( じかん ) を超える( こえる ) 月( つき ) は、1年間( ねんかん ) に6月( ろくがつ ) までとすること。
1か月( かげつ ) の超過( ちょうか ) 勤務( きんむ ) 時間( じかん ) が100時間( じかん ) 未満( みまん ) であるとともに、連続( れんぞく ) する複数( ふくすう ) 月( つき ) (2か月( かげつ ) 、3か月( かげつ ) 、4か月( かげつ ) 、5か月( かげつ ) 、6か月( かげつ ) )のそれぞれの期間( きかん ) について、各月( かくつき ) の超過( ちょうか ) 勤務( きんむ ) 時間( じかん ) の1か月( かげつ ) 当たり( あたり ) の平均( へいきん ) が80時間( じかん ) を超え( こえ ) ないようにすること。
5 実効( じっこう ) 性( せい ) の担保( たんぽ ) のために
方針( ほうしん ) の実効( じっこう ) 性( せい ) を担保( たんぽ ) するために、服務( ふくむ ) 監督( かんとく ) 権( けん ) 者( しゃ ) である教育( きょういく ) 委員( いいん ) 会( かい ) は以下( いか ) の取組( とりくみ ) を進める( すすめる ) 。
① 教育( きょういく ) 委員( いいん ) 会( かい ) は学校( がっこう ) 及び( および ) 教員( きょういん ) と協( きょう ) 働して、「教員( きょういん ) の長時間( ちょうじかん ) 勤務( きんむ ) 縮減( しゅくげん ) に向け( むけ ) た取組( とりくみ ) 」を進める( すすめる ) ためにアクションプランを作成( さくせい ) し、「学校( がっこう ) における働き( はたらき ) 方( かた ) 改革( かいかく ) 」を総合( そうごう ) 的( てき ) に推進( すいしん ) する。
②教育( きょういく ) 委員( いいん ) 会( かい ) は、勤務( きんむ ) 時間( じかん ) の上限( じょうげん ) の目安( めやす ) 時間( じかん ) を超え( こえ ) た教員( きょういん ) がいる場合( ばあい ) には、教員( きょういん ) の所属( しょぞく ) する学校( がっこう ) の業務( ぎょうむ ) や環境( かんきょう ) 整備( せいび ) 等( とう ) の状況( じょうきょう ) について検証( けんしょう ) する。
③教育( きょういく ) 委員( いいん ) 会( かい ) は、市長( しちょう ) とこの方針( ほうしん ) について認識( にんしき ) を共有( きょうゆう ) し、市長( しちょう ) の求め( もとめ ) に応じ( おうじ ) て必要( ひつよう ) な報告( ほうこく ) を行う( おこなう ) など連携( れんけい ) して取り組む( とりくむ ) 。
教育( きょういく ) 委員( いいん ) 会( かい ) は、保護( ほご ) 者( しゃ ) を含め( ふくめ ) て社会( しゃかい ) 全体( ぜんたい ) が方針( ほうしん ) 等( とう ) の内容( ないよう ) を理解( りかい ) できるよう、教育( きょういく ) 関係( かんけい ) 者( しゃ ) はもちろん、保護( ほご ) 者( しゃ ) や地域( ちいき ) 住民( じゅうみん ) 等( とう ) に対し( にたいし ) 広く( ひろく ) 周知( しゅうち ) を図る( はかる ) 。
6 その他( そのた ) の留意( りゅうい ) 事項( じこう )
この方針( ほうしん ) は、上限( じょうげん ) の目安( めやす ) 時間( じかん ) まで教員( きょういん ) が在校( ざいこう ) 等( とう ) したうえで勤務( きんむ ) することを推奨( すいしょう ) するものではない。また、上限( じょうげん ) の目安( めやす ) 時間( じかん ) の遵守( じゅんしゅ ) のみを求める( もとめる ) ものではない。
教員( きょういん ) は、上限( じょうげん ) の目安( めやす ) 時間( じかん ) の遵守( じゅんしゅ ) を形式( けいしき ) 的( てき ) に行う( おこなう ) ことを優先( ゆうせん ) し、真に( しんに ) 必要( ひつよう ) な教育( きょういく ) 活動( かつどう ) をおろそかにすることがあってはならない。また、虚偽( きょぎ ) の時間( じかん ) の記録( きろく ) を残し( のこし ) たり、残さ( のこさ ) せたりしてはならない。さらに、目安( めやす ) 時間( じかん ) を守る( まもる ) ために自宅( じたく ) に持ち帰っ( もちかえっ ) て業務( ぎょうむ ) を行っ( おこなっ ) たりすることは、厳に( げんに ) 避ける( さける ) 。
在校( ざいこう ) 時間( じかん ) は、ICTの活用( かつよう ) により客観( きゃっかん ) 的( てき ) に計測( けいそく ) し、校外( こうがい ) の時間( じかん ) についても本人( ほんにん ) の報告( ほうこく ) 等( とう ) を踏まえ( ふまえ ) てできる限り( かぎり ) 客観( きゃっかん ) 的( てき ) な方法( ほうほう ) により計測( けいそく ) する。
この方針( ほうしん ) の実施( じっし ) に当たって( にあたって ) 、教員( きょういん ) の休憩( きゅうけい ) 時間( じかん ) や休日( きゅうじつ ) の確保( かくほ ) 等( とう ) 、労働( ろうどう ) 法制( ほうせい ) を遵守( じゅんしゅ ) する。
教員( きょういん ) の健康( けんこう ) 及び( および ) 福祉( ふくし ) を確保( かくほ ) するために、次( つぎ ) のことに留意( りゅうい ) する。
①在校( ざいこう ) 時間( じかん ) が一定( いってい ) 時間( じかん ) を超え( こえ ) た教員( きょういん ) への、医師( いし ) による面接( めんせつ ) 指導( しどう ) や健康( けんこう ) 診断( しんだん ) を実施( じっし ) する。
②退勤( たいきん ) から出勤( しゅっきん ) までに一定( いってい ) の時間( じかん ) を確保( かくほ ) する。
③年次( ねんじ ) 有給( ゆうきゅう ) 休暇( きゅうか ) 等( とう ) の休日( きゅうじつ ) について、まとまった日数( にっすう ) 連続( れんぞく ) して取得( しゅとく ) することを含め( ふくめ ) てその取得( しゅとく ) を促進( そくしん ) する。
④心身( しんしん ) の健康( けんこう ) 問題( もんだい ) についての相談( そうだん ) 窓口( まどぐち ) を設置( せっち ) する。
⑤必要( ひつよう ) に応じ( おうじ ) て産業( さんぎょう ) 医( い ) 等( とう ) による助言( じょげん ) ・指導( しどう ) を受け( うけ ) 、また、教員( きょういん ) に産業( さんぎょう ) 医( い ) 等( とう ) による保健( ほけん ) 指導( しどう ) を受け( うけ ) させる。
教育( きょういく ) 委員( いいん ) 会( かい ) は、「教員( きょういん ) の長時間( ちょうじかん ) 勤務( きんむ ) 縮減( しゅくげん ) に向け( むけ ) た取組( とりくみ ) 」の実効( じっこう ) 性( せい ) を高める( たかめる ) ために、社会( しゃかい ) の動き( うごき ) や教育( きょういく ) 現場( げんば ) の声( こえ ) を大切( たいせつ ) にしながら検討( けんとう ) を続け( つづけ ) ていく。
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