熊本県は「水の国くまもと」と称され、県内に1,000箇所を超える湧水源を有するとともに、水道水源の約8割を地下水で賄うなど、全国有数の地下水の宝庫です。
特に熊本県の地下水は、水が浸透しやすい阿蘇の火砕流等に由来する土壌と、加藤清正公の時代に開墾された白川中流域における農業の営みが重なり育まれており、県民の生活と産業を支える大切な宝です。
この熊本の風土と先人が育んできた地下水を大切に使い、未来に引き継ぐことは、今を生きる私たちの使命であり、「県民みんなで、地下水を守る」という意識を高め、大切に使っていくことが必要です。