ゆめタウンシティモールにおいて、省エネ・再エネ相談会を実施しています。(そのほか、「介護予防と健康」、「消費生活トラブル」に関する相談会も同時に行っています。)
省エネ(家電買い替え、給湯器の更新など)、再エネ(太陽光発電の設置など)に関する相談をお受けします。
国のほうで「家のリフォーム」や「窓・ドアなどの断熱向上」、「省エネ型の給湯器への更新」などへの補助事業を実施しています。荒尾市では、環境省の採択を受けて太陽光発電設備、蓄電池設備の設置等に対する補助事業も継続して実施しています。
予約等は不要ですので、お気軽にお立ち寄りください。おたずねになりたい内容が決まっている場合は、事前にご連絡をいただいておくと、詳しい資料を準備して対応させていただきます。
開催場所
ゆめタウンシティモール2階 荒尾市立図書館正面入口近くのスペース
開催日時
日程:毎月第3火曜日
時間:10時30分から12時まで
相談内容
省エネに関することや再生可能エネルギー(太陽光発電など)に関して、幅広く相談をお受けします。
その場でお答えが難しい内容については、後日、回答などをさせていただく場合もあります。
具体的な相談例を下記に示しますので、参考にされてください。
相談例
太陽光発電設備をつけて電気代で元が取れますか?
太陽光パネルを設置する場所や取付方法によっても工事費用等が異なり、設置環境によって発電効率も異なります。太陽光パネル設置事業者による発電シミュレーションや電気料金削減見込みを参考に、コスト面でのメリットを予測できます。また、複数の事業者から提案等を受けることで、最適な仕様等が判断しやすくなりますので、それらを基に設置するメリットをご判断ください。
なお、荒尾市の補助金を活用する場合は、固定価格買取制度(FIT)の利用はできません。ただし、太陽光発電設備、蓄電池の設置に対して補助金が活用できるため、コストメリットは大きくなります。
太陽光発電設置後10年が経ち、買取金額が減ったが何かいい方法はないですか?
住宅用の太陽光発電に係る電力の固定価格買取制度は10年間となっており、それを過ぎると設置時に定められた価格での買取は終了します。対応策としては、次のようなことが考えられます。
(1)蓄電池を導入して昼間の余った電気を貯めて使う
蓄電池を設置することで、昼間に発電して使用しない電力を貯めておき、夕方以降の発電量が低下したときにご自身で使用できるようになります。蓄電池単独設置の場合は荒尾市の補助金は使えませんが、国の補助金(DR補助金など)は活用できる可能性があります。
(2)発電している昼間の電気使用量を増やす
(例)「おひさまエコキュート」を導入する。電気温水器やエコキュートは夜間の安い電気を使ってお湯を沸かして貯めておくものですが、昼間に太陽光で発電した電気が余っている場合は、昼間にお湯を沸かす機能のある「おひさまエコキュート」を導入することで、太陽光で発電した電気をご自身で効率よく使用することができるようになります。
(3)余剰電力の売電先を変更する
荒尾市の地域新電力「有明エナジー」では、太陽光発電の余剰電力を一般的な価格よりも高く買い取っています。また、有明エナジーに太陽光の余剰電力を売却することで、電力の地産地消につながります。
蓄電池を設置するメリットは何ですか?
蓄電池は太陽光パネルと違って、それ自体が電気を生み出す(発電する)ものではありません。電気の特性から、そのままでは電気をためておくことはできず、発電して使わない電気は、売電するなどしかありませんが、蓄電池を設置することで電気をためておいて必要な時に使うことができるようになります。
電気の購入価格は「エネルギー調整額」、「再エネ賦課金」なども含めて上昇傾向にあり、売電価格との差は広がっています。そのため、太陽光発電などで発電した電気は、余剰分を売電するよりも蓄電池にためてご自身で使い、購入する電気を減らすことがコストメリットにつながります。
また、コスト以外のメリットとして大きいのが、停電した時でも電気が使えることです。
給湯器の更新に補助金がでるのでしょうか?
現在、国の事業で「住宅省エネ2024キャンペーン」が実施されており、ヒートポンプ給湯機(エコキュート)などの導入に対する補助金制度があります。当該事業の登録事業者が申請するものとなりますので、設置を検討されている事業者へご相談ください。
そのほか、リフォーム等への補助事業も実施されています。