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平成30年度荒尾市地球温暖化対策実行計画の取組結果について

更新日:2020年1月11日

 荒尾市では、平成12年に地球温暖化対策実行計画を策定し、現在、第4期実行計画のもと、市の事務・事業に伴って発生する温室効果ガス(注1)の削減に取り組んでいます。本市自らが環境への負荷が少ない循環型社会の構築に積極的に取り組み、事業者及び市民の皆様に率先して、環境保全に配慮した行動をすることにしています。なお、指定管理者制度に移行した、メディア交流館・小岱工芸館・万田炭鉱館・みどり蒼生館・図書館・中央公民館・エポック荒尾・文化センターについては対象としていません。

注1:温室効果ガスとは

 太陽光線によって暖められた地表面から放出される赤外線を吸収して大気を暖め、一部の熱を再吸収し、地表面の温度を高める効果を持つガスのことです。温室効果ガスには、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、ハイドロフルオロカーボン、パーフルオロカーボン、及び六フッ化硫黄がありますが、主なものは二酸化炭素で本市でも約99パーセントを占めています。

1.温室効果ガス排出量について

表:温室効果ガス排出量について
取組項目数値目標
温室効果ガス排出量の削減

平成23年度から25年度の平均値を基準とし、その温室効果ガス排出量10,309トンを平成31年度までは上回らないことを目標とします。評価は平成29年度から31年度の3年間の平均値で行います。

 平成30年度の温室効果ガス排出量は8,191トンでしたので、目標である10,309トンより2,118トン(20.5パーセント)の削減となり、目標を達成しました。施設の利用状況や気候など、取組以外の要因の影響も大きいと考えられますが、節電・節燃料や効率的な使用が削減につながり、取組の成果が見られます。

  

表:温室効果ガス排出量(二酸化炭素換算)の推移(トン)
年度平成27年度平成28年度平成29年度平成30年度令和元年度
排出量実績9,7288,7848,9178,191
目標値10,30910,30910,30910,30910,309

2,118トンの二酸化炭素の削減量は、約151,285本の杉の木が1年間に二酸化炭素を吸収する量に相当します。(環境省・林野庁:『地球温暖化防止のための緑の吸収源対策』より算出)

 

表:温室効果ガス排出量
項目二酸化炭素換算排出量
温室効果ガス排出量(基準値)10,308,543キログラム    
平成30年度排出量8,190,794キログラム    
温室効果ガス削減量 2,117,749キログラム    
温室効果ガス削減割合 20.5パーセント    
表:電気・燃料の使用状況
種類平成30年度実績基準値

増減(基準年比)

温室効果ガス排出量

(二酸化炭素換算) 

電気

(キロワット)

12,414,49812,776,720

-362,222

(-2.8パーセント) 

-2,014トン

 灯油

(リットル)

599,681600,850

-1,169

(-0.2パーセント)

-2.6トン 

 A重油

(リットル)

102,922106,923

-4,001

(-3.7パーセント)

-10.8トン

 LPG

(キログラム)

16,73316,879

-146

(-0.9パーセント)

-0.8トン

 ガソリン

(リットル)

33,66039,339

-5,679

(-14.4パーセント)

-14.0トン

 軽油

(リットル)

19,83823,496

-3,658

(-15.6パーセント)

 -9.3トン
  • 基準値と比較していずれも減少しており、温室効果ガス排出量は削減できています。
  • 電気は、し尿処理業務や市民病院での使用量が基準値を超過しましたが、温室効果ガス排出係数の改定により全体としては大幅に温室効果ガス排出量が削減されました。
  • 灯油は、市庁舎及び市民病院で暖房用としての使用量が増加しました。
  • LPGは、市庁舎給湯器の効率的な利用による減少や給食センターでの使用量が大幅に減少していますが、施設利用者数の増加などにより市民病院等での使用量が増加しています。
  • ガソリン及び軽油については、主に公用車に使用する燃料ですが、エコカーの導入等により、使用量は大幅に減少しています。但し、燃費は低下しているため、エコドライブなどの啓発を行う必要があります。

 2.分野別目標について

表:分野別目標について
分野別目標項目第4期実行計画目標平成30年度実績 
水道給水の有収水量率90パーセント以上の維持

88.6パーセント

(未達成)

下水処理に係る単位

あたりの電気使用量

0.75キロワット以下の維持

0.69キロワット

(達成)

水道使用量

178千立方メートル

以下の維持

170千立方メートル

(達成)

用紙(A4サイズ換算)

使用量

7,648千枚以下の維持

7,676千枚

(未達成)

一般廃棄物量

  (市庁舎・市民病院)

130トン以下の維持

176トン

(未達成)

※分野別目標とは、今後の事業拡大や管理の特殊性から、個別に取組目標を定めたものです。

  • 分野別目標の取組実績については、毎年数値の増減はありますが、概ね順調に削減できています。但し、市民病院からの一般廃棄物量が利用者数の増加などにより超過しています。また、市庁舎からの廃棄物量も増加していることから更なるリサイクルの推進を図っていきます。
  • 水道給水の有収水量率の向上をさせるため、今後も漏水対策を進めます。
  • 下水処理量は4.1パーセント増加していますが、処理に伴う電気使用量は減少しているため、下水1トンを処理するのに使用する電気量は少なく、処理業務の効率化が図られています。
  • 用紙使用量は、裏紙の使用や縮小印刷などに取り組んでいますが、基準値と比較して増加しました。適正な個人情報保護により、裏紙使用の機会が減少していることが推察されます。今後も適正な裏紙使用等を継続して行うとともに、会議等で使用する資料を余分に印刷しない等の意識の向上を図ります。

3.今後の取組について

 実行計画策定後、第1期と比較すると第4期の目標はより厳しいものとなっていますが、温室効果ガス排出量については削減目標を達成する状況を継続しています。

 項目別にみても、全体的には基準値を達成していますが、各施設でみると使用量が増加している施設もあることから、施設の老朽化等を踏まえた上で燃料等の使用量増加の原因を調査し、設備等の効率的な利用を検討していきます。

 また、分野別目標である用紙使用量及び一般廃棄物排出量が基準年及び昨年度と比較して増加していることから、裏紙の適正な使用やごみの減量等の排出抑制について意識の向上を図ります。

 市庁舎及び市民病院等の市関連施設での暖房用の灯油や電気の使用量が増加していることから、省エネに対する意識の啓発を職員に行うとともに、施設利用者に対しても省エネやリサイクル等の意識の啓発を行っていきます。また、施設設備の状態を考慮した効率的な使用を検討し、引き続き取組の定着を図り、省資源、省エネルギーを実施し、温室効果ガス発生の抑制に努めてまいります。


追加情報

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お問い合わせ

荒尾市役所 市民環境部 環境保全課 環境企画調査係
電話番号:0968-63-1386この記事に関するお問い合わせ


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