荒尾市コンテンツ目次



前のページに戻る

夏の感染症に注意しましょう

更新日:2013年8月19日

夏の感染症に注意しましょう

 夏場に流行する感染症について、予防策をご紹介します。

 いずれの病気にも共通する予防策は何と言っても「手洗い うがい」です。食事の前や外出から戻った時、便・その他の排泄物を扱った後など、日頃から習慣づけておくことが大切です。

 腸管出血性大腸菌感染症

ベロ毒素を産生する大腸菌が原因となります。原因となる大腸菌には、O(オー)157 O(オー)26 O(オー)111などが知られています。

 本来、動物の腸管内に住む菌で、その菌に汚染された食品、食器、手指等を介して口から感染します。年間を通して発症しますが、特に、夏場に多く発生しています。感染力が強いため、保育所等集団生活の場で感染が広がるおそれがあります。

症状

3〜5日間の潜伏期を経て、下痢、腹痛、血便、発熱などが見られます。まれに、溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症といった重症な合併症を起こすことがあります。

予防策

菌に汚染された食品からの感染を防ぐために、食品を十分に加熱しましょう(75度以上で1分以上)。さらに、加熱前の食品に使用した調理器具と加熱後の食品に使用する調理器具は共用しないようにしましょう。調理や食事の前には、必ず手を洗いましょう。

ビブリオ・バルニフィカス感染症

この細菌は、広く海水中に生息しており、海水温が上昇する夏場に増殖が活発になります。この細菌は、病原性は弱く、健康な人では希に胃腸炎を発症する程度ですが、肝臓疾患のある人や免疫力が低下した人が感染すると、敗血症等の非常に重篤な症状を引き起こすことがあります。感染経路は、この細菌が付着した魚介類の生食と切り傷等からの細菌の侵入の二つです。

症状

数時間から数日間の潜伏期を経て、発熱、皮膚(主に下肢)の激しい痛み、腫れ等の症状で発症します。感染が進行すると敗血症を引き起こし、死亡率も極めて高くなります。

予防策

健康な人はほとんど心配いりませんが、肝臓疾患のある人や免疫力の低下した人は、魚介類の生食を控え、創傷があるときは海水との接触を避ける等の注意が必要です。

また、この細菌は、鉄分を取り込んで増殖する性質があることから、貧血の治療等で鉄剤を服用している人も同様の注意が必要とされています。

関連リンク

 

日本脳炎

日本脳炎ウイルスを原因として、夏場に流行する病気です。日本脳炎ウイルスに感染したコガタアカイエカに刺されることにより感染します。感染しても、多くは不顕性感染(何の症状も出ない)ですが、推定で300〜3000人に1人が脳炎を発症するとされています。また、人から人への感染はありません。

症状等

5から15日の潜伏期を経て、多くは頭痛・発熱により発症します。その後、高熱(39から40度)となり筋硬直、意識障害、けいれん、昏睡等の症状を示し、20から50%が死に至ります。また、死亡を免れた場合も、その半数近くは重篤な後遺症を残します。

予防策

平成17年以降、日本脳炎ワクチンの接種は積極的勧奨が差し控えられていましたが、新たなワクチンが開発され、現在は通常どおり受けられるようになっています。適切な時期に、必要な回数を接種するよう心がけてください。

流行期には、過労を避け栄養を十分に取ることで体力の保持に努め、なるべく蚊に刺されないよう注意することも大切です。

咽頭結膜熱

アデノウイルスを原因として、夏場に流行する病気です。

通常は、患者からの飛沫感染(唾のしぶき等を介しての感染)で感染拡大しますが、プールの脱衣所やタオルの共用等によって流行することがあるため、プール熱とも呼ばれています。

症状等

5から7日の潜伏期を経て、発熱、咽頭炎、結膜炎の症状が出ます。症状は3から5日間継続します。一般的には3から5日で軽快しますが、この病気を引き起こすアデノウイルスには、たくさんの種類があることが知られており、7型と呼ばれるウイルスの感染では、時に重症化することがあります。

予防策

感染者との濃密な接触を避けること、流行時には手洗い・うがいをすることが大切です。また、プールの利用に際しては、水泳前後にはシャワーを浴び、タオルの共用を避ける等の注意が必要です。

手足口病 

2歳以下の乳幼児を中心に流行する急性ウイルス性感染症です。
年間を通じて、感染する可能性がありますが、夏(7から8月)が流行のピークとなることが多いです。

症状等

手のひら、足の裏、口の中などに小さな水疱のような発疹ができるのが特徴です。大部分は発疹と軽度の発熱などの軽い症状で経過しますが、まれに髄膜炎など重症化する場合があります。頭痛・嘔吐を伴う、高熱を伴う発熱が2日以上続くなどの場合は早めに医療機関を受診してください。

予防策

患者のくしゃみなどからのしぶき、水疱の中身、患者の便にウイルスが存在し、回復しても数週間は、便中にウイルスが排泄されます。一般的な予防は手洗いをしっかりすることと、排泄物を適切に処理することです。手洗いは流水と石けんで十分に行い、タオルの共用はしないようにしましょう。

ヘルパンギーナ 

夏期に流行する小児の急性ウイルス感染症であり、いわゆる夏かぜの代表的な疾患です。患者は4歳以下の小児が大部分で、1歳がもっとも多い年齢です。

症状等

発熱とのどにあらわれる水疱性発疹が特徴で、急な発熱で発症します。強いノドの痛みやノドの奥に水疱や浅い潰瘍ができ、この水疱がつぶれたり、また潰瘍ができるとノドがしみて、唾液を飲み込むのもつらくなります。

予防策

ヘルパンギーナのウイルスは手足口病と同じく、腸管で増えるウイルスです。いずれも夏かぜの代表的なもので咽頭にもウイルスは排泄されます。鼻水や唾液中にもウイルスがみられるので、外出後、食事の前やトイレの後のうがいや手指の消毒を励行することが大切です。

 

この情報は、熊本県ホームページにも掲載しています。

関連リンク

 

 

 


追加情報

アクセシビリティチェック済 このページは荒尾市独自の基準に基づいたアクセシビリティチェックを実施しています。
>> 「アクセシビリティチェック済みマーク」について

この記事には外部リンクが含まれています。


お問い合わせ

荒尾市役所 保健福祉部 すこやか未来課 母子保健係
電話番号:0968-63-1153この記事に関するお問い合わせ


前のページに戻る