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子宮頸がん予防(ヒトパピローマウイルス感染症)ワクチン接種

公開日:2023年10月5日

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症とは

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等、多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。

 

子宮頸がん予防ワクチンについて

HPVの中には子宮頸がんをおこしやすい種類(型)のものがあり、HPVワクチンは、このうち一部の感染を防ぐことができます。
現在、日本国内で使用できるワクチンは、防ぐことができるHPVの種類によって、2価ワクチン(サーバリックス)4価ワクチン(ガーダシル)9価ワクチン(シルガード9)の3種類あります。

サーバリックスおよびガーダシルは、子宮頸がんをおこしやすい種類であるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。そのことにより、子宮頸がんの原因の50%から70%を防ぎます。
シルガード9は、HPV16型と18型に加え、31型、33型、45型、52型、58型の感染も防ぐため、子宮頸がんの原因の80%から90%を防ぎます。 

平成25年から積極的な勧奨を差し控えていましたが、ワクチンの安全性について特別な心配が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを上回ることが認められたため、国は令和4年から積極的勧奨を再開しました。

公平な接種機会を確保する観点から、接種を受ける機会を逃した方は、キャッチアップ接種を受けることができます。

対象者

標準対象

小学校6年生から高校1年生に相当する年齢の女性

キャッチップ接種対象

荒尾市に住民票がある平成9年4月2日生から平成19年4月1日生まれの女性で、接種が完了していない方(注釈1)

注釈1

接種期間:平成18年度生まれの女性・平成19年度生まれの女性は令和7年3月31日まで

 

接種費用

無料

上記の接種期間を過ぎると約1万6千円~2万7千円かかります。

接種場所

下記リンクより医療機関をご確認いただき、ご予約ください。

子どもの予防接種(サイト内リンク)

 

接種に必要なもの

  1. 身分証明書(マイナンバーカード、保険証など)
  2. 予診票(注釈2)
  3. 母子健康手帳または過去の接種記録がわかるもの(予防接種済証、予防接種履歴表等)(注釈3)

注釈2

医療機関またはすこやか未来課でお受け取りください。

注釈3

母子健康手帳の再交付をされる場合は、接種前に申請をお願いします。すこやか未来課保健センター(電話番号:0968-63-1153)にご連絡ください。なお、再交付には1週間程度かかります。

 

接種後に生じた症状に係る診療について

予防接種後に痛みやしびれが持続している方は、かかりつけ医または接種を受けた医療機関へ相談してください。

予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関に関する詳細は、下記をご覧ください。なお、専門の医療機関を受診する場合は、かかりつけ医もしくは接種を受けた医療機関からの紹介状が必要になります。
ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関について

 

すでに任意接種として自費で接種された方は、接種費用の助成が受けられます。

 平成25年6月14日付で厚生労働省通知に基づき積極的勧奨を差し控えていたことにより接種機会を逃した方が、すでに任意接種で子宮頸がん予防接種を受けた場合、接種にかかった費用を助成します。

 詳しくは、「子宮頸がん予防接種費用の助成について」(サイト内リンク)のページをご覧ください。

対象者

平成9年4月2日から平成17年4月1日までに生まれ、令和4年4月1日時点で本市に住民票があった方

 

関連リンク

厚生労働省のホームページ

ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~(外部リンク)

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ(外部リンク)

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